非売品・幕末維新『松平春嶽公名品図録』正・続二冊揃 1983※福井藩主 幕府政事総裁 横井小楠 徳川慶喜 勝海舟 坂本龍馬 販売済み 西郷隆盛、他

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商品情報

【本書の意義と出版までの経緯】豪華表装本・挿函入『(松平)春嶽公記念文庫名品図録』は、昭和58(1983)年に、正編、同60(1985)年に続編の二編が、同名品図録刊行会からそれぞれ限定小部数発行された。編纂・編集作業は積善会。本体は縦40センチ横30センチ、厚さ5センチ以上で、さらにダンボール紙製の外箱に和装布貼り書帙(内箱)に包まれた高級感あふれる豪華本が、正編・続編の二冊揃いとなっている。非売品で特に正編は激レア・入手困難となっている。東京・神田駿河台下の古書会館で行われる、コレクター向けの展示即売会では、二冊揃い完品状態だと5万円程度の値がつけられていた。※なお、貼付写真の文庫本は本書の大きさを理解して頂くために入れたもので、この出品とは関係ない!【本書の状態と発送】外箱も和装布貼り書帙(内箱)もともに良好である。正編本体の表紙上部には、経年の湿気シミや汚れがある。続編本体にもわずかなスレが見られるが、全体的には美本に近い良好な状態である。正・続両編の天地小口、並びに本文はキレイだ。東京神田駿河台下の古書会館で行われた、コレクター向けの古書展で入れ札で、高額落札した激レアの逸品である。あまりに神経質な方は御遠慮願いたい。送料込みの値段スタートとしたい。というのは、ヤフオクで出品者負担とした方が格安になるからだ。本出品は、正続2冊で10キロを超える大型本で、千葉から関東近県への送料でも3000円以上はかかる代物だ。ヤフオクの出品者負担は、25キロ以下は全国一律の格安値段なのでそちらを採用したい!【刊行会の編纂出版経緯】本書刊行会は、昭和戦後の当主・松平永芳の賛同を得て、大武幸夫(福井市長)同市郷土博物館、同市教育委員会、福井放送などの協賛を得て上梓された。御維新の廃藩置県後、大名諸家の重宝は、居城退去の相当量が散逸した。なかには売却され、現在米国ボストン美術館等の海外にある。御当地、越前松平家は本家が大切に保管したのと、海外輸出拠点の横浜港や神戸港が遠かったので、海外流出はなく家宝や史料がよい状態で温存されていた。さて、福井市立郷土歴史博物館は、昭和28年の開館以来、有意義な地元史料や名家の重宝が蒐集していた。時は流れ平成16年、松平家別邸の旧御泉水屋敷の近くに、現・郷土歴史博物館は移転新築された。さらに、本書の「春嶽公記念文庫」のコレクションも、現在同館に納内に納められいる。本書に話を戻すと、昭和43年の明治百年の佳節に、市と遺族は、幕末の名君・春獄公ゆかりの品々を結集させ、郷土博物館に展示させる動きが生まれた。その実現には、10年以上を要したが、その過程で本書の編纂が具体化した。掲載する名宝の選別と写真撮影、序文や本編解説などの原稿依頼、編集作業に時間をかけて本書の完成した。序文は、地元出身の平泉澄先生(元東京帝国大学教授)、本編の解説は皇学館大学の伴五十嗣郎助教授に白羽の矢が飛んだ。本書の上梓までには、福井市民を初め、地元マスコミや企業、個人篤志家などからの、真心からの寄付や援助があったことを忘れてはならない。【幕末維新の中道大政治家・松平春獄】よく維新の三英傑といえば、西郷隆盛、木戸孝允(桂小五郎)大久保利通といわれている。もとより、維新への功績には、幕末に倒れた坂本龍馬や高杉晋作、吉田松陰や横井小楠、久坂玄瑞や宮部鼎蔵、小松帯刀や吉田稔麿ら多く逸材がいた。しかし、幕府側にも、新時代への幕開けに貢献した大人物いたことを忘れてはならない。松平春嶽・勝海舟・佐久間象山・徳川慶喜の四賢人である。彼らの卓越した差配なくして維新回天は成し遂げられなかったろう・・・。特に本書の松平春嶽(慶永)、越前国福井藩主にして幕府政事総裁こそが幕府側の大キーマンであった。勝海舟にいち早く目をかけ、その弟子・坂本龍馬をよくよく庇護した。さらに、一橋慶喜や島津成彬、伊達宗城や山内容堂らと連帯した。膝下に、稀代の軍師・横井小楠を置き天下六十余州三百諸侯にその多大な影響を与えた。さて、慶永は、元服時に命名した雅号〝春嶽〟が通称となる。その出自は、田安家徳川斉匡の八男で、天保9年(1838)、11歳のみぎり、越前松平家の家督を継いだ。やがて第十六代藩主となり、世に名君の聞こえを高くした。春嶽は,自らの狭量の才で独断専攻するのではなく、常に沈思黙考し逸材たちの意見に深く耳を傾けた。畢竟、中根雪江(靭負)、鈴木主税らを登用し、横井小楠を諸葛亮孔明の如き知恵袋にして藩政刷新に全力で奮闘した。具体的には、西洋兵器導入にともなう砲術や銃隊など軍事教練の近代化。藩校明道館の設立と洋書習学所の併設。種痘導入による伝染病撃退、医学の近代化などだ。その間、嘉永6年(1853)ペリー来航時には、かつての林子平の『海国兵談』を支持し海防強化を提言。喫緊の課題として、江戸湾など沿岸警備の具体策の実現を、幕府に対して強く促した。安政4年(1857)、先見の明ある英傑・横井小楠を登用。これにより開国は、国際情勢の流れであると認識、通商の必要性の容認へと弾力的に傾いた。一方、十三代将軍徳川家定の継嗣問題においては、一橋慶喜を推挙するなど、島津斉彬や伊達宗城、山内容堂らとともに幕府の保守頑迷派と対立した。将軍並び幕閣が、大老に井伊直弼を任命し、日米修好通商条約調印と、紀伊家・徳川慶福(のち14代将軍家茂)の継嗣決定に強く抗議した。しかし、独断専行の井伊は、同年7月、協同歩調を取っていた水戸烈公(徳川斉昭)を筆頭に、春嶽と連帯していた先の大名ら謹慎にした。そればかりか反幕府の理論的指導者の吉田松陰や頼三樹三郎、橋本左内を極刑に処した。春嶽は一門の茂昭に藩主を譲り隠居に追い込まれた。万延元年(1860)に、井伊直弼が桜田門外で暗殺されると、謹慎は解かれ二年後には政界に復帰した。同文久2年(1862)7月には、慶喜の将軍後見職に就任。さらに政事総裁職に任ぜられて幕政の指導的地位に返り咲いた。復権後は、公武合体推進にあたり、元治元年(1864)には、短期だったが京都守護職に就任しその後会津藩主・松平容保に譲る。都では朝議参予を拝命、朝廷からも大きな信頼を受けた。風雲急を告げた慶応2年(1866)、薩長同盟による倒幕の足音が高まる中で、春嶽をはじめ京都に集結した伊達宗城、山内容堂、島津久光らとともに、参予会議の「四侯」として、最後となる幕政改革に尽力した。第二次長州征伐(四境戦争)の収拾や兵庫開港の容認、さらに幕府が必要な「勅許」獲得などの懸案を、将軍・慶喜の片腕として彼が建言差配した。大政奉還・王政復古で、新政府の議定職の一人に任命されたが、鳥羽伏見の戦いによる戊辰戦争の幕開け、無条件で江戸開城をした慶喜への厳しい処分に反発し、明治2年(1969)民部卿や大蔵卿など兼務などの一切の職務を返上、政界から隠退した。時に42歳という若さは実に惜しい。晩年は、自らの幕末維新体験を回顧著述した『逸事史補』など多くの作品をまとめ、大日本帝国憲法が発布の翌年、明治23年(1890)6月に病没した。享年62歳であった。①『松平春嶽公記念文庫名品図録』(上巻)●序文 文学博士・平泉澄(地元出身・元東京帝国大学教授)『巻頭図版』●松平春嶽公肖像写真●同春嶽公筆・辞世の和歌●同春嶽公に授与された誄(るい)※「しのびごと」とも称し、大王(天皇)が尊貴なお方の死を哀悼し追悼する弔辞である。正式には誄詞とも呼ばれる。功臣の棺前にも賜ったものだが、幕末に朝敵であった徳川一門の者が賜ったのは極めて少ない。リベラリストの春獄公筆が、いかに皇室からも高い評価を得ていたかがわかる証である。●松平慶民氏(子爵)肖像写真●松平慶民氏の書「覆物無私」●松平慶民氏肉筆の奉告文※他にも、天賜(天皇から賜ったお品)の日本画や硯箱、蒔絵文台など重宝計13点所収されている(一)【 書 跡(書・歌、他)】●松平春嶽公が計23点所収。なかには13歳の少年のみぎりの「元気」の書もある。●学僧・契沖の和歌短冊21点と箱書き入り木箱。※御存じ江戸中期の契沖は 『万葉集』『日本書紀』『古事記』『源氏物語』なとの古典に比類なき知識があり、その碩学ぶりの表記法は〝契沖仮名遣〟と呼ばれた珍品で春嶽公自慢のコレクションである、●賀茂真淵筆『古今和歌集』や『源氏物語』などの写本の一部4点が所収。春嶽公の書付や裏書があるものも含まれている。賀茂真淵は、江戸時代中期の国学者、歌人で、荷田春満・本居宣長・平田篤胤とともに〝国学の四大人〟の一人と称された。●松平定信関係(計七幅)●頼山陽関係(計二幅)●有栖川宮織仁親王関係(計二幅)●三条実美関係(一幅)●徳川(一橋)慶喜関係(計三幅)●徳川(水戸)斉昭関係(計二幅)●阿部正弘関係(一幅)●山内容堂関係(計二幅)●伊達宗城(宇和島藩主)関係(1一幅)●勝海舟関係(計四幅)●岩瀬忠震関係(一幅)●吉田東洋関係(一幅)●横井小楠関係(計二幅)●鍋島直正関係(一幅)●佐久間象山関係(一幅)●西郷隆盛関係(一幅)●大久保利通関係(計三幅)●木戸孝允関係(一幅)●伊藤博文関係(一幅)●由利公正関係(計二幅)●渡邉崋山関係(一幅)●橋本景岳・頼三樹三郎関係(一幅)。※他にも、鈴木重胤や柳川星巌、浅井政昭や本居宣長、太田蜀山人や橘曙らの書や歌などが100点以上と春嶽公の落款約80点ほどが所収されている。(二)【 絵 画 】●粱 楷 筆「唐松仙人図」南宋中期・絹本著色(一幅)●趙 子昴筆「柳に野馬の図」元初期・絹本著色(一幅)●仇 英 筆「瀑布眺望の図」明代、他 絹本著色(計二幅)●筆 者 不 詳「霊照女図」明代、紙本著色(一幅)●狩野探幽筆「寒江独釣図」(一幅)●狩野永信筆「虎渓三笑・居雁・跳雁の図」紙本墨画(一幅)●狩野養朴筆「松に鶴・竹に雉の図」(一幅)●谷 文晁筆「青緑山水図」絹本着色、他(計二幅)●渡辺崋山筆「竹の図」絹本墨画(一幅)●蒔田雲処筆「竹石小画帳」他。紙本墨画(計二幅)●太田垣蓮月「和歌山桜花の図」紙本淡彩、他。(計二幅)●徳川斉昭筆「柿本人麻呂の図」絹本墨画(一幅)※付斉昭添書書簡、松平春嶽由緒の幅●徳川慶喜筆「多摩川畔の図」、他、油絵(計二幅)●三条実美「蘭の図」、他。紙本墨画(一幅)●三条千代子「柳桃飛燕の図」、他。絹本着色(一幅)●山内容堂「容堂先生、難(破)船を見て笑ふ図」(一幅)※他にも遠坂文雅や草場佩川、僧・鉄翁や田能村小虎、石垣東山や河野菱渚など約50点ほど所収されている。(三)【諸什器】●「古満巨柳・狩野栄川合作 瀑布眺望図蒔絵桑製小箪笥」(一具)●「葵紋散牡丹唐草模様蒔絵香道具」(一具)●「躍鯉蒔絵引出し付硯箱」(一具)●「扇模様蒔絵料紙箱・硯箱」(一具)●「月に松原模様蒔絵硯箱」(一具)●「四季花模様蒔絵火屋付き手焙」(一基)●「梶川作 鶴・亀模様酒盃」(一腰)●「梨子地和歌浦蒔絵文台・料紙箱・硯箱」(三具)●「金沃懸地菊花模様蒔絵手文庫」(一具)、他、計18点ほど所収されている。【 染 物 】●「天賜 白地小葵文冬の御引直衣」(一領)●「天賜 御狩衣」(一領)●「葵紋付嘉珍染長裃」(一領)●「葵紋付浅葱輪違模様長裃」(一領)●「葵紋付浅葱輪違模様半裃」(一領)●「葵紋切はめ紫・黄羅紗地火事装束」(二領)●「葵紋切はめ羅紗錏付兜頭巾」(一領)●「葵紋切はめ兜頭巾用羅紗錏」(一領)●「白縮緬地紗綾形文藤桜牡丹模様繍小袖」(一領)●「綴錦地草花孔雀模様ほかの袱紗」(三点)●「萌黄地鯉に水草模様繍かの掛袱紗」(二点)他、計11点が所収されている。【 文 具 】●「桜花模様染付絵道具」(一式)●「島雪斎刻 紫檀・竹製矢立」(二点)●「桜花模様銀製矢立」(一点)●「青磁硯屏 犀角製蓮葉形筆洗ほかの文具類」(十一点)●「山内容堂贈 海南石硯 付容堂筆添書」(二点)●「大理石天板紫檀製文机」(一基)他、計10点が所収されている。【 調 度 ほ か】●「天賜 鋳造金銀象眼花瓶」(一口)●「天賜 鋳造花鳥模様花瓶」(一口)●「天賜 綴錦紙入 煙草入・煙管筒」(四組)●「天賜 末広・夏扇類」(一握)●「梅花模様刻紫檀製棚」(一基)●「浅井外巻刻 四季花模様奥引手」(八点)●「鋳銅登竜門香炉」(一口)●「島雪斎刻 百老竹置物」(一基)●「紫檀製堤煙草盆」(一具)●「梅花模様扇子」(一握)●「乗馬用鯨骨製鞭」(一本)他、計21点が所収されている。(四)【 武 具 】●「黄唐茶糸二枚銅具足」(一領)●「桐崩紋銀象眼骨牌礼畳具足」(一領)●「白糸縅陣羽織」(一領)●「洋式軍装馬具」(一具)●「太刀 銘〝恒次〟」(一口)●「太刀 銘〝康光〟」(一口)●「刀 短冊銘〝信国〟」(一口)●「脇差銘表〝相州住広正〟裏〝宝徳元年十月日〟」(一口)●「脇差銘表〝南蛮鉄於武州江戸〟裏〝越前康継〟」(一口)●「脇差 鯨海酔侯・山内容堂 鍛造」(一口)●「短刀 銘〝国光〟新藤五」(一口)●「短刀 銘表〝兼道作〟裏〝天正三年八月日〟」(一口)●「短刀 銘〝兼道〟」(一口)●「短刀 銘表〝元治元年冬至宗有作〟裏〝おもひよこしまなし〟」(一口)●「石地塗葵紋散鞘半太刀形大小拵〝国光・信光付〟」(一具)●「栗色革包太刀拵・脇差拵 〝康光付〟」(一具)●「黒蝋色塗短刀合口拵〝国光付〟」(一具)●「革巻柄青貝雲形模様鞘脇差拵」(一具)●「紫檀雲龍彫短刀拵」(一具)他、計28点が所収されている。(五)【 肖 像】●「松平春嶽肖像写真並びに油彩肖像画」(四点)●「松平春嶽一族肖像写真」(一点)●「徳川慶喜肖像写真」(一点)●「四老公肖像写真」(一点)●「横井小楠銅版肖像画」(一点)●「幕末維新諸名士肖像写真」(一点)他、計8点が所収されている。(六)【 記録 古文書 】●「登 滞京日記」松平春嶽筆 慶應三年四月十二日より同六月一日。(四綴)●「京都日記」松平春嶽筆 慶應三年五月二十一日より同八月四日。(六綴)●「東行記」「東山道中日録」ほかの日記・紀行類(十九綴)●「各種日記・覚書」など洋手帳(四綴)●「時勢急務策」松平春嶽筆 中根雪江・橋本景岳添削(一綴)●「虎豹変革備考」松平春嶽筆(一綴)●「国憲論」松平春嶽筆(一綴)●「天下ヲ治サムルノ至要云々」の論 松平春嶽筆 西周添削●「逸事史補」松平春嶽筆●「真雪草紙」「開国始末愚考」ほかの随筆・史論 松平春嶽筆●「参議斉昭卿御教諭書」ほかの同斉昭の著述類写本●「景岳答記丙集」「史学日渉」ほかの橋本景岳の自筆帳類 橋本景岳筆(14冊)●「徳川斉昭書状」天保十四年五月十八日付 松平春嶽宛(一巻)●「徳川家茂書状」文久二年六月二十七日付 松平春嶽宛由緒書(一編)●「山内容堂書状」安政五年七月五日付 松平春嶽宛(一巻)●「松平定信書状」年不明五月十五日付 大塚大助宛 付松平春嶽宛由緒書(一巻)●「橋本景岳書状」安政四年十一月五二十七日付 村田氏寿宛(一巻)●「三友遺墨の幅」安政五年五・六月 安島帯刀・橋本景岳・茅ノ根伊予之介(書状合装・一編)●「三英遺墨の幅」佐久間象山・水野忠徳・岩瀬忠震(書状合装・一編)●「六賢遺墨の幅」木戸孝允・西郷隆盛・藤田東湖・小松帯刀・田宮弥太郎・小原鉄心(書状合装・一編)●「伊達政宗書状」慶長五年九月二十八日付 結城秀康宛・松平春獄由緒書宛 付松平春獄由緒書(一通)他、計33点が所収されている。②『松平春嶽公記念文庫名品図録 続編』(下巻)も、上巻と同様、明治天皇・同皇后の御真影をはじめ、幕末の幕府の重鎮や諸大名、明治維新後の華麗な華族や政治家、各種の書簡や手記、銘品の調度品や美術工芸品など、上巻にも劣らぬ内容である。人が大切にしていた物には、その人の魂が宿るというが、実に素晴らしい名品コレクションや古文書を拝見すると、それをモチーフに創造の翼をひろげ小説やシナリオの構想が浮かんでくる。本書の価値は、そうした刺激が視覚転換を呼び醒まし新たなイマジネーションが湧現するところにある・・・。しかし、本の価値を御理解して頂くために、詳細な説明や解説、目次を書き写すのに多大なエネルギーを要する。この出品原稿は真夜中から目をこすりながら、ようやくここまで書き上げたが日の出が迫り、いささか疲れたので、まことに申し訳けないが『松平春嶽公~』(続編)の紹介文や目次は今後、随時付け足すのでとりあえずはここまでで出品させて頂く。続編への質問があれば受け付けるので、何卒、御容赦のほどお願いしたい。

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